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東大思考とは「本質」をとらえること

hachiyon

妻が「東大思考」という本を先日買ってきたから、読んでみました。

自分には場数が圧倒的に足りなかった

「東大思考」…、本に書いてあることは、意外に自分もできているように思えた。しかし、唯一できていないと思えた点は、本に書いてある行動が、圧倒的に場数が少なすぎるんだろうと思いました。

書いてあることは理解しているしできている。過去に受験でも社会人になってからも何度も実践してきた。しかし、繰り返し繰り返しやってきたかと言うと、気が緩むこともあるし、すべてに対してやってはこなかった(一部はやってきた)と、振り返りができました。

あっ、だから明治大学(母校)なんだって思いました。明治大学もとっても良い大学ですよ!

私もこの本の著者の西岡さんのように頑張って勉強し、大学は違えど、明治大学に進学できました。だから、本に書いてあることとても共感できる内容ばかりです。いまの会社生活でも役立つ思考ばかり詰まった本だからこそ、みなさんにおすすめします。

物事の本質を捉えることが大事

この本に書いてあることを普段の日常絶え間なく実践しているか否かが、東大に合格できる分かれ目と感じました。普通に疑問(なぜ)と思うことをとことん本質を探ること。とにかく、場数を多くこなし、常に本質考えることなんだな、と感じました。そこの差が、東大に合格できるかの分かれ目だった、と。

さて、この本に書かれていたことで、最も大事と思ったことは、「物事の本質を捉えること」で、「日常の解像度」を高めていく必要があるということです。

目のつけどころを少し変えていくだけです。目に見えている物事は”結果”であって、その本質や原因はもっと上流にあります。そこを紐解くことによって、物事の理解を深めることができます。また、本質や原因をつかむときに、理由(成り立ち)が同じものがあれば、それは関連付けておく。それにより、物事の整理ができます。

背景を理解し、整理する

物事の背景を理解し、物事を整理する。上流を見ることで本質も見える。単純な「原因と結果」だけでは説明がつかない「背景」が存在していることを理解することにより、物事をより深く理解し、重要な情報を関連付け、理解できるようになるのです。

他にも、たくさん思考方法が書いてあるので、本質を捉えることだったり、目的を明確にすることだったり、と物事の捉え方自体は大きな違いはないのですが、思考の本質が書いてある本です。

CHAPTER0 「東大生の頭のよさ」は日常生活でつくられる
CHAPTER1 原因思考で「たくさんのことを一度に記憶」できる
       ――東大生は「覚えることを最小限に」絞り込む
CHAPTER2 上流思考で「難しいことを超わかりやすく要約」できる
       ――東大生は「物事の背景」から考える
CHAPTER3 目的思考で「どんな人にも必ず伝わる説明」ができる
       ――東大生は「何のために」を明確にする
CHAPTER4 裏側思考で「普通は思いつかないひらめき」が湧く
       ――東大生は意識的に「複数の視点」で考える
CHAPTER5 本質思考で「どんな問題もスラスラ解決」できる
       ――東大生は「ミクロ」と「マクロ」を行き来する

思考方法が理解できたら、とにかく実践!

私も読んでみた感想としては、普段からその思考自体は持っているものの、持ってても実践しているかというと、圧倒的に実践数は少ないと感じました。スマホをだらだら見ているだけで、実際情報をインプットできたかと言うと、そのニュースの本質(例えば、なぜ事件が起きてしまったのかの背景など)までは、あまり気にせず、毎日出来事(結果)だけを流し読みしてます。これが東大思考との決定的な違いですね。実践ができていません。

日常生活の中で、常に本質を捉える機会はあるのに、本質までたどり着かず、結果だけ聞いて「ふ~ん」って感じなので、本質の会話ができる自信もないです。

深く物事を理解するための教科書

東大は「教科書以上の知識は出さない」ことを標榜している大学ですが、教科書の知識を前提として、それをいかに応用できるかを問う問題ばかりを出題している、とのことです。だからこそ、本当に問題を解決し、より深く物事を理解するためには、教科書が必要なんだということです。

だから勉強することとは、「身の回りのなんでもない日常生活を理解するようになるために、教科書で勉強する」ということです。勉強とは、身の回りのことを理解するためにやるものなのです。

本質をつかんだら、それを活かして身の回りのことと結び付けたり、他の物事とリンクさえてみたりする努力が必要なのですね。

私も学生を卒業してから、社会人になってからも、日々勉強している気がします。本質を見抜いたら満足するのではなく、本質を見抜いたら、それを日常にどうリンクさせるか(どう活かせるか)を考えなければいけないのですね。あらためて、できていそうでできていないことを実感しました。勉強の仕方をあらためて見直してみようとも思いました。

作者の西岡壱誠さんは東大に2度不合格

蛇足で、全然テーマは違いますが「生活を豊かにするために、なぜ仕事をしなければいけないのか」みたいなお話も私の持論で語りたくなってしまいそうなくらい、良い本でした。←まったく理由になっていなく、すみません。(笑)

作者の西岡壱誠さんは、1996年生まれで、現役、一浪で東大不合格だったそうです。偏差値も35から東大を目指したお方です。もとはバカだった、とおっしゃってますが、思考方法を理解できたのでバカではなく、気づくのが遅かったということだったのと思います。その気づくのが遅かった(苦労して気づいた)思考方法が書いてあるので、受験に限らず、社会に出てもためになる内容です。ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。日常の解像度をあげていくための教科書ですから。

東大思考

「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考

私は東大ではないですが、明治大学を卒業してます。本を読んだ感想としては、東大に合格できた方と同じ勉強(思考)方法はできていたと思います。ただ、圧倒的に「なぜ」(本質)を考えることが少なかったと思いました。 ※なので、結果、同じ勉強(思考)をしていなかった、と言っております。

この「本質」をもっと考えていくことによって見えてくる物事があるということはとても理解してます。それをどこまで興味をもって本質を捉えにいくことができるか、がやっぱり鍵になってくると思いました。

何事にも興味をもって、その本質を知りたい!という欲求が非常に大事なんだろう、と思います。「なぜ」を解決したいという気持ち、それがない限り東大合格はありえない、と。

興味ある事からでも良いので、本質をつかみたいものを探して、「なぜ」を探求していくと、もっと楽しく過ごせるのではないか、と思うので、これからも勉強は続けようと思います。また、そうしましょう!という私からの提案です。(^^)

ABOUT ME
Terao.Shinya
Terao.Shinya
ファイナンシャルプランナー/無線技術士/電気主任技術者/工学修士の群馬村民
インターネット黎明期からホームページを作成をしている管理人は、妻と3人の子を持つパパ。群馬県在住。電気系・通信系資格をメインに25個の免許・資格取得。人生を楽しく過ごすために役立っている免許は、普通自動車免許と大型自動二輪免許のみ!
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