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仕事・会社

「私にはわかりません」「私にはできません」と言う社員

hachiyon

最近社員の質が変わってきたなぁって思います。ゆとり社会の影響なのか、働き方改革の影響なのか、私の中にまだ解はないです。

平然と「私にはできません」と主張する

平然と「私にはわかりません」「私にはできません」という社員が増えてきた気がします。

とある資料の作成をお願いする場面があったのですが、丁寧に資料作成の趣旨を説明したのち、資料作成のお願いをしたのですが、一言目には「私にはわかりません」「私にはできません」という社員。

残念ながら、社員から発する言葉は「仕事やりたくない」と言わんばかりの主張な気がしてなりません…。

「君にはできないことは理解したから、違う人に仕事依頼するからいいよ」と言いたいところですが、こんなことを言ったら、そもそもコンプライアンス的にも私自身がNG食らってしまいそうなのと、そもそも、そうやって違う人に仕事を回したとしたら、仕事ができる人に仕事が集中してしまい、結局会社が回らなくなる未来は見えています。

そもそも仕事は自分だけで進めるものではない

そもそも、仕事は全部ひとりでやり遂げる必要はないのです。

「私にはわかりません」「私にはできません」という社員はそもそも一人で考えよう、作ろうとしている傾向があって、周りを頼ろうとしていないようです。(もちろん、他の要因[仕事に対する自分の意志が希薄と言うの]もあるようです。それは別の機会に話したいと思います。)

「私にはわかりません」「私にはできません」と言う方が仕事を完遂させるには、「どうすれば完遂できるのか」を考えると自分の立ち振る舞い方も変わってくるのではないか、とふと考えました。

仕事で躓くときを考えてみましょう。例えば、以下の3点です。どれも、それぞれポイントがありますが、違った点で躓いてます。

  • そもそも仕事の目的、趣旨が分からない。
  • 目的と趣旨は分かるが、内容が分からない。
  • 仕事の進め方が分からない。

では、ひとつひとつ考察していきましょう。

そもそも仕事の目的、趣旨が分からないとき、どうするの?

そもそも仕事の目的が分からないときは、グループやチーム内で、ゴールの共有や認識合わせすることから始める必要があります。

ゴールを分かっている人から答えを聞くという手も大事ですが、自らゴールや目的、趣旨の認識合わせを進んでやっていくことで、自分自身の仕事へ対する理解も深まると思います。やはり、聞いて仕事をする、言われて仕事をする、というのでは、いつになっても、なかなか自分ごととして考えていくことができないなと、関わりも薄くなってしまいがちなので、率先して議論や検討に加わっていきましょう。

目的と趣旨は分かるが、内容が分からないとき、どするの?

目的や趣旨は理解できたとしても、仕事の中身だったり内容だったりが理解できないときがあります。それは明らかに自分自身の勉強不足だったり知識不足だったりが要因です。素直に、勉強しましょう。

しかし、勉強していては仕事が進まないため、取る手段としては、自分が勉強しながら、誰かに聞いて進める、と言う手法です。

忘れてはいけないのが、この仕事を進める主体はあくまでも自分ということ。自分が仕事を進めるのです。でも、仕事を進めるにあたって知識がないので、知っている人の力を借りるということです。

これ(知っている人の力を借りる)ができる人は、何の仕事でもきっと躓くことなくできると思います。

次に書きますが、「仕事の進め方が分からない。」と常々言う人は上述をしっかりと進めていけば、きっとわからなかった仕事も進むし、仕事が完遂する頃にはある程度、自分の知識としても身についていることでしょう。

仕事の進め方が分からないとき、どうすればよい?

仕事の進め方が分からない人は、まず何が分からないのか、を明確に考えてみましょう。

もう一度復習となりますが、「そもそも仕事の目的、趣旨が分からない。」「目的と趣旨は分かるが、内容が分からない。」ときは、上述を参考にしてみてください。

ここで少し立ち止まって、仕事の進め方を整理してみましょう。

  • 仕事の趣旨、目的を理解する。
  • ゴールするための必要タスクの洗い出しをする。
  • タスクを順番に並べる。
  • タスクが順番に並べられたら、そのタスクを実行してくれる人をアサインする。
  • 上記のように計画化ができたら、その後はタスクが進んでいるか管理する。

上記は、タスクを進めるための一例ではありますが、計画をしっかりと立てることが重要です。その計画が正しいものなのかだったり、そもそも、仕事の趣旨や目的が正しいのかだったり、各ポイント(マイルストン)において、グループやチーム内で相互確認をして進めると良いでしょう。必要に応じ、上位職者へのレビューや相談を行うなどし、自分の考えがずれていないかを確認していくと良いでしょう。

ひとつ大事なこととして、上位職者に回答を求めに行くのではなく、自分の回答を持っていき、上位職者と答え合わせをしにいくようにしましょう。上位職者がすべてを理解しているわけではなく、事実に基づいて判断をする場合が多いので、できるだけ、事実とその背景などを理解し、自分自身で回答(意見)を用意し、相談に臨むと良いでしょう。ちなみに、回答だけ(上位職者の意見だけ)を聞きに来る部下がいるとがっかりします。

みなさんは、自分にあたえられた仕事に対して、意志を持って取り組んでいますか。それとも、誰かに言われたから、言われたことだけ着実にこなそうとしてませんか?意図も理解せずに。

もう少し書きたいところですが、少しまとまらなくなってきましたので、ここら辺で終わりにします。あとで、読み返して、おかしなところや書き直したいところがあれば、リバイズしていきたいと思います。

ABOUT ME
Terao.Shinya
Terao.Shinya
ファイナンシャルプランナー/無線技術士/電気主任技術者/工学修士の群馬村民
インターネット黎明期からホームページを作成をしている管理人は、妻と3人の子を持つパパ。群馬県在住。電気系・通信系資格をメインに25個の免許・資格取得。人生を楽しく過ごすために役立っている免許は、普通自動車免許と大型自動二輪免許のみ!
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